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1.肩こりのマメ知識
2.肩こりとは
3.肩こりの原因
4.危険な肩こりの対処法
5.気になる場合は、専門家に相談を
▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼ 1.肩こりのマメ知識
●肩こりには整形疾患を伴うもの、その他の疾患を伴うものがある
●厚生労働省の「国民生活基礎調査」によると、女性が訴える自覚症状の第1位が
肩こりで、男性でも第2位に挙げられている
●手の痺れ、脱力、力が入らないなどの症状がある時は医療機関へ
●肩こりでお悩みの方は専門家で相談
2. 肩こりとは
『肩こり』は、疾患(病気)の名前ではなく、肩や首を主とした『痛み』や『はり』などの不快感といった症状の総称です。
肩こりに関連する筋肉は、首の後ろから肩、背中にかけて張っている僧帽筋、頭半棘筋、頭・頚板状筋、肩甲挙筋、棘上筋、小菱形筋、大菱形筋が挙げられています。

図:公益社団法人 日本整形外科学会
3.肩こりの原因
首や背中が緊張するような姿勢での作業、姿勢の良くない人(猫背・前かがみ)、運動不足、精神的なストレス、なで肩、連続して長時間同じ姿勢をとること、ショルダーバック、冷やしすぎなどが原因になります。
3−1整形疾患に伴う肩こり
① 頸椎椎間板ヘルニア
椎間板が突出または脱出し、首の神経が刺激されることにより、上肢(手)の痺れや痛みが出たり、足に力が入りにくくなります。
椎間板は線維輪と髄核でできていて、背骨をつなぎ、クッションの役目をしています。その一部が出てきて神経を圧迫して症状が出ます。また椎間板が加齢などにより変性し断裂して起こります。悪い姿勢での動作や作業などでヘルニアが起こりやすくなることが知られています。
② 頸椎症・後縦靭帯骨化症
椎間板や椎骨が変形して神経を圧迫するのが頸椎症です。
縦靭帯骨化症は、一つ一つブロックになっている椎骨を後ろ側からつないでいる柔らかいテープ状の組織「後縦靭帯」が硬く大きくなって、神経を圧迫する病気です。どちらも加齢の影響が大きい 病気で、首や肩の痛み、手のしびれの原因です。病状が軽ければ肩こりだけのこともあります。
③ 胸郭出口症候群
首と肩の境目に位置し、血管や神経が通っている部分「胸郭出口」が狭いために血管や神経が障害されている状態です。腕を上げると痛み、しびれやこりを伴うことがあります。比較的若い女性に多い傾向があります。
④ 頚肩腕症候群
頸肩腕症候群は、腕や肩、首、背中などの痛みや感覚異常などの総称です。
特に何かをしたわけでもないのに首から肩、肩甲骨周辺、腕、手などに痛みがある・しびれる・重いといった症状があるときに疑われます。神経や筋の疲労、圧迫、筋力低下、循環障害などの自覚症状があらわれ、原因が特定できない病気です。
⑤ 肩関節周囲炎(五十肩)
加齢などによる肩関節の骨や 軟骨、筋肉などのわず かな変化が重なり慢性 的に軽い炎症が起きて いて、肩が痛んで動か しにくくなる状態です。 いわゆる四十肩・五十 肩は、これに相当する と考えられます。
3−2 その他の専門科の疾患の伴う「肩こり」
1)高血圧症
2)狭心症
3)貧血
4)更年期障害
5)うつ病
6)眼精疲労:目の調節障害あるいは視力調節障害
7)風邪
8)歯周病、咬合不全
4.危険な肩こりの対処法
<セルフチェック>
✔︎運動したとき(例えば階段を上るとき)に肩が痛む
✔手のしびれや麻痺を伴う
✔︎首や肩を動かしていないのに痛む
✔︎徐々に症状がひどくなる
上記に1つでもあてはまれば、原因疾患がある可能性が高いと考えて医療機関に受診しましょう。
5.気になる場合は、専門家に相談を
肩こりでお悩みの方は、ヘルスケアエイド筑西までご相談ください。
ヘルスケアエイド筑西では、医療現場で理学療法士として働いていたスタッフがあなたのお悩みを解決へ導きます。
ヘルスケアエイド筑西のセンター長は、国内屈指の整形外科病院が有する『慢性疼痛センター』で大学病院と慢性疼痛改善プログラムを開発しました。現在まで慢性疼痛を抱える 10,000人以上の患者のお悩みを解決してきた慢性疼痛の専門家です。
肩こりでお悩みの方は、ぜひ、ヘルスケアエイドまでご相談ください。
⬛︎ヘルスケアエイド筑西
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<投稿者>
菊池敏弘(きくちとしひろ)
理学療法士、医科学修士
茨城県筑西市出身。筑波大学大学院人間総合科学研究科フロンティア医科学卒業。現在は、筑波大学発ベンチャー 株式会社ヘルスケアエイドの代表を務める。